THERAPIST

JUNKO  KUBOTA 窪田 淳子

英国IFA認定アロマセラピスト

JAAアロマコーディネーター

健康管理士一般指導員

2007年 母の難病を機に、代替療法であるアロマセラピーの勉強をはじめる

Aromatherapy School Aroma Plant 卒業

スクールサロン 緩和ケアボランティア 大手アロマセラピーサロンでの勤務を経て独立

他職歴:アパレル 子供英会話講師 OL

趣味:ピラティス ヨガ ベリーダンス 写真


 

私自身、昔からマッサージに行くことが多く、数々のお店に行かせていただきました。

若い頃からトラブル肌に悩まされ、フェイシャルトリートメントを受けていたときのやさしく包まれる手のぬくもり

パソコン業務に追われて、肩こりからくる眼精疲労、手のしびれに悩まされていたときの、じんわりと身体をゆるめてくれる圧

両親の病気での緊張と不安でこころが休まらないときに、温かい手で背中をなでおろして落ち着かせてくれたアロマトリートメント

セラピストさんの心が伝わってくるようなトリートメントに、身体の悩みだけでなく、こころまで癒されていました。

今、私がセラピストの立場でありますが、皆さまの心になにかが伝わるような施術をご提供できますよう、努力していきたいと思っております。


一瞬、一瞬を大切に生きる 

今ある幸せを感じれますように☆

~セラピスト道~

 

私の残りの人生の天職であろう、アロマセラピストになるきっかけは母の病気でした。

 

13年前に天国に旅立った母は、肺の末端に血栓がつまるという難病を患いました。

原因不明、薬もない、余命も知らされ、でも5年間、あきらめることは一度もありませんでした。

終末期を迎えたある日、病院に向かう電車で読んでいた雑誌の記事に希望の光が見えました。

 

代替療法であるアロマセラピーの記事

 

アロマセラピーの精油にはさまざまな薬理作用があり、その精油が体内に吸収される方法のひとつとして、

肺胞、肺の末端から吸収されるということ。

これで肺の末端の血栓を溶かせる! この世にはない薬をついに見つけたと思いました。

すぐにアロマのお店に走り、その日からアロマの勉強と病室でトリートメントを始めました。

 

むくれた足をマッサージすると、なんだか足がすっきり細くなる。

息が苦しい中でも、マッサージはとても気持ちよさそう。

「これで病気を治したらノーベル賞やで。早く治してな」って母も応援してくれる。

病室にラヴェンダーの香りが広がり、忙しい看護師さん達も「この部屋にくると癒される」って、喜んでくれる。

私はアロマで奇跡が起きると信じてました。

 

でも十分にこの世での使命を果たした母は、先に神様に導かれ、天国へと旅立ちました。

天真爛漫、いつも太陽のような笑顔で自由に育ててくれた母が大好きでした。

風邪さえひかなかった元気な母がなぜこんな病気になるのか・・・ 

弱音は一切はかずに私達のためにずっとがんばってたから、自分の身体に向き合えずにいたんだね。

もっともっと早くアロマを知ってたら、こんな重い病気にもならなくてよかったかもしれない。

母は私に、アロマの精油の宝物に気づかせてくれました。

 

人間とともに生きる、植物からの恵み。

生きるパワーを秘めた100%天然のエッセンス。 

この宝物をまわりの人達にぜひ知ってもらいたい。

そんな気持ちが溢れ、アロマセラピストになる決心をしました。